RIAとは
RIAはスペシャルなWebアプリケーション。
RIAとはRich Internet Applicationの略で、C/Sアプリケーション、Webアプリケーションの良い所を活かし、更に独自の特徴を活かしたアプリケーションです。RIAには以下のような特徴があります。
- 表現力が豊か
- 今までのWebアプリケーションで実現が難しかったUIUXを容易に実現できる。
- 多くのRIAはサーバアクセスをデータ取得時等最低限に抑え、クライアントのリソースを利用して稼働します。
その為、Webアプリケーションで課題とされてきた同時接続時の負荷を軽減する事ができます。 - 多くのRIAはHTMLやCSS、各種スクリプトのライブラリのダウンロード後は必要となるデータのみの通信となります。
その為ネットワーク帯域への負荷は軽減され、同時接続やデータのやりとりが多ければ多いほど効果を発揮します。 - 多くのRIAはサーバに最新のモジュールを設置し、ブラウザでアクセスする事で最新のアプリケーションを利用可能
(モジュールの個別配信不要)。
当社のRIAへの取り組み
当社では創業当時からRIAシステム開発を行っています。
それはRIAという言葉が注目されだした頃にさかのぼります。
当社のRIAへの取り組みの歴史
Flex1.5
きっかけは某プロジェクトでFlex1.5に触れた事でした。
今までJavaやASP等でWebアプリケーションを作成していた我々には衝撃的でした。こんなにもかっこいい画面、操作性が実現できるのか!!と驚いたものでした。
しかし、当初は予算等の面で都合がつかず、自社案件で採用する事はできませんでした。
SmartClient
そこでMicrosoft.NetFrameworkを利用したSmartClientを自社案件で採用し、RIAシステム開発を行いました。
今までクライアントにインストールしなければならなかったC/SアプリケーションをWebサーバに設置し ブラウザからアクセスし動作させるというこのソリューションは画期的でラジオ局向けアプリケーション等 数多くの実績を残しました。
Flex2, Flex3, Flex4
そうしてRIAの可能性を大いに感じ、追及していた矢先にFlex2が登場しました。
今度はSDKも無償になり、ツールもEclipseベースで安価となった為、即評価、導入となりました。
数年待っただけあり、動作は軽快になり、オブジェクト指向も本格対応し、コンポーネント類も充実しての登場でした。
それからというものFlex2を利用して作成したサンプルアプリケーションを持ち歩き御客様にプレゼンテーションしてまわりました。
反応はというと大好評!!御客様の驚きと喜びに満ちた表情が忘れられません。
それからFlexもFlex3、FLex4とバージョンアップを重ね、多くのシステム再構築案件、新規システム開発案件でFlexを御採用頂き、多くの実績を積んでまいりました。
HTML5
AdobeFlashのサポートの終了が発表された頃より、HTML5/CSS3を当社開発の主軸とし、開発を進めております。
とりわけ、今までのRIAの流れを汲む、シングルページアプリケーション(SPA)を実現する為に、各種JavaScriptフレームワークを検証し、
多くの開発で採用してまいりました。
その実績は数百人月の大規模のプロジェクトで採用される等、業務システムや各種サービス開発で求められる要件やパフォーマンスを十分に満たし、
多くの御客様から大変御好評をいただいております。
※HTML5について、くわしくはこちらを御参照ください。